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2016年6月26日 (日)

ありがとうございました!

 2012年10月に会堂の修復工事は終わったが、会堂前の古い大谷石の塀は手付かずのままであった。資金が不足していたからであった。だからといって放置しておくことは出来ないというのは皆の共通認識であった。老朽化した大谷石は、少し触れただけで剥がれ落ちてくるし、塀の上部の石はただ乗せてあるという状態でしかなかった。だから、あの3.11.級の地震に見舞われたら塀が崩れ、通行人を巻き込んでしまうのではないかと気が気でなかった。しかし年間130万円程の返済も行わなければならないし、新たな工事というのは多少無理な面もあったが、「資金のことはともかく動き出さなければならない」と役員の皆さんの思いも同じだったと思う。
 昨年、念願かなって大谷石塀の撤去と掲示板の移動工事を行うことができた。ただし、塀の工事は半分、入口路面の急坂は資金不足のために砕石しか敷くことができずに一旦終了。残りの半分はいつ着手できるか全く未定のままではあったが、それでも会堂全体が見えるようになり、塀崩落の不安も少し解消されホッとした。残りの工事も早急にと思っていたが、牧師館屋根の修理が緊急に必要となり、教区から一時借り入れを行い実施。これで東側に残った石塀工事はしばらく先になるかと思っていたら、故遠藤かよ子姉のご遺族から篤志の献金をいただき、塀の修理に加えて入口路面の舗装と手摺設置まで実現できることになったのが数ヶ月前。
 そしてついに工事が今月16日に始まった。梅雨時でもあり空模様が気になったが、小雨はあったものの豪雨に見舞われることもなく順調に進んだ。近所の方からも「きれいに成りますね」と声を掛けていただき、思わず「ハイ?」と私も笑顔で応える。大谷石塀が撤去され、手摺が取り付けられアスファルト舗装の路面がついに完成した。その舗装を踏みしめながら、日曜日に出席される皆様の笑顔が浮かんできた。皆様のご協力に心から、「ありがとうございました!」。
 会堂について議論を始めてから十数年、一連の工事の背後には、「求めなさい。そうすれば、与えられる。(中略)あなたがたの天の父は、求める者に良いものをくださるに違いない。」(マタイ7:7・11)というみ言があったと、今ははっきり自覚することができる。神様もきっと「ニッコリ」してくださっているに違いない。

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