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2016年5月 8日 (日)

次世代へ

 ゴールデンウィークの最中、2年に一度の全国教師会が5月2日から3日午前中、同じく全国総会が3日午後から5日まで、宣教百年記念会堂(東京教会)で行われた。新大久保にある東京教会周辺は近年韓国系の店が増え、コリアンタウンとも呼ばれ賑やかな街で、連休ともなると歩道は若い女性で溢れかえる。しかし賑わう周辺とは裏腹に会堂では粛々と礼拝が行われ、時には喧々諤々の協議が続く。2年に一度だから少々の疲れも我慢しなければと思うものの、年々長時間の着座が辛くなっている。牧師は70才になると定年を迎え総会には出席できなくなり、総会出席の辛さも無くなるが、信徒議員には定年がないため70代や80代の方も多く、ご苦労なことと思う。教会の世代交代が進んでいないことを知らされる一面でもある。
 教師会及び総会では、開会、閉会、朝祷、晩祷が行われる。担当する牧師は教師会長や総会のチャプレンが決めるのだが、引退教師は必ず何処かで礼拝を担当することになっている。今年の3月に引退された3名の牧師も、最後の説教をしてくださった。神学校で同時期を過ごした先生もおられ、その姿を拝見していると、「引退」の二文字は私にも迫っているのだと告げられているようであった。また教会手帳には教会や施設の所在地と共に引退された牧師や教職未亡人の所在地も記されているが、数えてみると105名に上る。私は牧師になって34年目だが、103名の方は同時期に現役牧師だった方である。その一方、現役牧師の数は90名で私の名前は上から15番目に記されている。名簿の上からも、「引退」を少しずつ意識しなさいと言われているようでもある。
 ノアは950年、アブラハムは175年で生涯を閉じたと聖書には記されている。どんなに長く生きようとも人の肉体には限界があるのだ。換言すれば「次世代にどう繋ぐかを考えなければならない」ということでもある。イエスご自身が子どもを祝福される出来事も(ルカ19:15以下等)、神の国に入ることと同時に「次の世代である子どもたちを大切に」という主のメッセージも込められているのだろう。
 次の教会を担う神学生たちの奉仕をもらい、今年の総会も無事に終えられたことを感謝したい。新しい常議員の方々のお働きに神様の導きとお守りがあるように!

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