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2015年12月20日 (日)

4本のキャンドル

 アドヴェントクランツのローソク4本すべてに、本日の礼拝では灯りを点す。「待降節が終わりいよいよクリスマス」と4本のローソクの灯りが嬉しそうに告げているかのようだ。いつもと同じようにするだけなのに、一本ずつ点されたローソクが増えていくのを眺めるのは楽しい。クリスマスの出来事こそが救いの始まり、何よりの喜びの出来事だからに違いない!
 アドヴェントクランツにローソク4本という習慣の起源は分からないけれども、「4本のローソク」にはそれぞれ名前と意味が加えられている。
 ☆1本目のローソクは「預言」で、希望を意味する。預言者の語る言葉に人々が希望を抱いたからであろう。
 ☆2本目のローソクは「天使」、平和を意味する。「地には平和、御心に適う人にあれ」(ルカ2:14)と告げた天使の存在があるからである。
 ☆3本目のローソクは「羊飼い」、喜びを意味する。天使に主の誕生を告げられた羊飼いたちの喜びは、全ての人に与えられた喜びであることを示している。
 ☆4本目のローソクは「ベツレヘム」、愛を意味する。キリストの誕生の地であり「パンの家」という意味がある。パンと関連していることから生命の源を意図しているだろうし、パンではなくイエスの誕生こそが命のパンであると教えているのである。
 ローソクの灯りが示す「希望・平和・喜び・愛」という言葉が、全て実現したら素晴らしい。しかし現実の社会はそれとは正反対に、希望よりも失望が多く存在し、平和とは程遠く戦争状態の地域が多くあり、更にテロも続発、また我が国の若者たちも安保法案が成立したことで戦争に巻き込まれる可能性が生じている。苦しみや不安が増大して喜びは失われ、自分で自分を守ることを強いる社会があって、隣人への愛が失われてしまっている。だからこそ、4本のローソクを点し続けることは大切なことに違いない。
 4本のローソクに点された灯り見つめながら、平和の主の到来を喜びたい。

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