« 神が結び合わせた | トップページ | 心を奪うもの »

2015年10月18日 (日)

ルーティン

 イギリスで行われていたラグビーW杯で、日本代表は世界3位の南アフリカに勝利し、世界中が「ラグビー史上最大の番狂わせ」と驚いた。もちろん日本でもこのニュースは大きく取り上げられ、一気にラグビー熱が高まっている。特に繰り返し放送されたのは、南アフリカ戦の最後のトライシーンとキッカーのG選手のボールを蹴るシーンであった。G選手が蹴る直前に毎回とる構えは、一度みたら忘れられないポーズだが、ゴールを決めたいという強い思いが十分伝わってきた。彼が行う決まった所作のことを、ルーティンと言うのだという。
 「ルーティン(routine)とは、慣習の一種で、日常規則的に繰り返される生活様式、とくに一定の手順で行われる仕事をいう。」(HP日本大百科全書より)「最近では、スポーツの試合のここぞという場面で、集中力を高めたりゲンを担いだりする意味合いで行われる選手独自の儀式的な所作を、ルーティンを呼ぶことも多い。」(HP実用日本語表現辞典)私自身は余り馴染みのない言葉だったが、勝負の時にお決まりの所作をするスポーツ選手が何人か思い浮かんでくる。彼らはお決まりの所作、ルーティンによって勝負に集中していたのである。
 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(1テサロニケ5:16~18)キリスト者にはなじみ深い言葉であるが、これは私たちの一種のルーティンといっても良い。なぜなら、次のように続けて言われているからである。「これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(同5:18)辛い時がある。悲しみに襲われ涙が止まらぬ時がある。絶望の淵に立ちすくむ時がある。突然の危機に我を失う時がある。もちろん人生の大半は、何事もなく平凡な時間が多いとは思うが、平凡だろうとそうでなかろうと「喜び、祈り、そして感謝する」ということを、神は私たちのルーティンとして教えてくださっていると思えてならない。つい忘れがちな私だが、神様が教えてくださったルーティンを思い出し、心を元気にしていきたい。その時に、あのG選手の独特な姿勢を思い浮かべるかもしれないが・・・。

« 神が結び合わせた | トップページ | 心を奪うもの »

真間川のほとりで」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 神が結び合わせた | トップページ | 心を奪うもの »