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2015年9月20日 (日)

危機管理課

 先日の豪雨による冠水は、その日の昼前にはすっかり引いてもとに戻ったが、会堂地下の防空壕跡に入り込んだ水は全く引いていない。原因は、地下を流れている伏流水が、コンクリートのひび割れから漏れ出したことにある。3年前の修復工事の折、防空壕跡もコンクリートで補強補修してもらったが、全面ではなく底から1m程の高さまでであった。床の高さからすると伏流水がある地下1mほどの深さまでということになる。ところが今回の豪雨は、真間川の水位が道路より上になったために、地下に伏流水が溜まり、防空壕上部にあったひび割れから浸水したのである。一度浸水してしまうと下部には排出口などないので、分厚いコンクリート壁から外にジワジワ浸み出てくれるのを待つしかない。水が少なくなるには数年掛かりとなるだろうから、早急にポンプを使って排水することを考えなければなるまい。
 という訳で、ポンプを購入するためにホームセンターへ出かけた。店員に事情を説明していたら、「緊急時には市役所で汲み出しポンプを貸してくれると聞いたことがある」と教えてくれた。そこで役所に電話してみると、危機管理課という部署に繋いでくれ、手伝いには行けないがポンプは貸してくれるという。市民となって15年、危機管理課なるものが存在することすら知らなかったが、「大地震や風水害などの災害など、不特定多数の市民の皆様の生命・身体・財産に重大な被害が生じたり、生じるおそれがある緊急の事態について、安全対策や関係部署の総合的な調整に取り組む」(市役所HPより)部署であり、主な業務内容に「災害時における各種支援」と記されてあった。約束の時間に役所に伺うと、「手伝いには行けませんが」と申し訳なさそうに言いつつ、ポンプを貸してくださった。
 「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。」(詩篇46:2)私たちの心が危機を感じるとき、私たちの呻き嘆きを聞いて神は助けの手を差し伸べてくださる。神はまさに私たちの心の「危機管理」をしてくださるのである。感謝に絶えない。
 何かあるとホームセンターに駆けつけてしまう私だが、そこは私にとって市役所より身近な「危機管理課」なのかもしれない。

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