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2014年12月28日 (日)

日本流

 今年、日本を訪れた海外観光客が11月末で1100万人を超え、年間訪日客数が過去最高となったという。人気の観光地は京都・・・ではなくて広島なのだとか。世界遺産の「広島平和記念資料館・原爆ドーム」や「厳島神社」があり、大都市だがコンパクトにまとまった都市で街歩きを楽しむ外国人観光客も多いのだという。そんな広島を筆頭に、独特の文化をもつ「ニッポン」を楽しみたいと観光にきてくれるのだろう。また昨年は「日本食」、今年は「手漉き和紙」が無形文化遺産になり、日本の衣食住への関心が海外で高まっていることも、観光客増の一因なのではなかろうか。(もちろん、円安という経済的な背景もあるだろが・・・。)
 日本に関心を持ってもらうのは、日本人として嬉しい。最近は「ニッポン流」という言葉で紹介されることもある。インターネットを開くと、日本(人)についての様々な評価を見ることができる。もちろん少数の批判的なものもあるが、総じて海外の評価は高い。平和で勤勉で正直という評価、細やかな気遣いとおもてなし、繊細で美しいものを造りだす職人の高い技術等々、まさに「ニッポン流」として海外の人々に紹介されているのである。これからも様々な分野で「ニッポン流」の発展が続いていくのではなかろうか。
 クリスマスを終えて日本の社会は一気に年末年始の風景に変わる。その一方、教会暦は待降節から降誕、そして顕現節へと粛々とキリストの生涯を辿っていく。「クリスマスと新年の共生する風景」、これもまた日本流といえなくもない。そういえば11月に行った小児祝福式も「七五三」を取り入れた日本流のキリスト教行事だし、玄関で靴を脱いで入り礼拝を守る私たちの会堂は、日本流の礼拝堂にほかならないのだ。時代や環境の変化を取り入れることに」ついて、ルター派は特に大胆に行ってきたといえる。その根底には「信仰の助けになるものは取り入れる」というルターの宗教改革の精神がある。
 「信仰にとって変えてはならないものとどちらでも良いものを見分け、大胆にかつ喜んで生きていく」という生き方が、素敵な日本流キリスト教をこれからも生み出していくのではなかろうか。この一年、皆様のお祈りに感謝しつつ。

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